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スペースシャトル

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機体解説編集

 アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発製造した再使用型有人宇宙船(RLV)の事。デルタ翼を有するオービタと船外大型燃料タンクと二機の固形ロケットブースタで構成される。従来の多段式ロケットと比べ、乗務員が大勢乗せられ、生活空間もあり、ペイロード能力が大幅に拡張された。これにより多段式ロケットでは運べない大型の人工衛星や惑星探査機の軌道投入が容易になり、人工衛星の有人修理や回収も可能になるも当初目論んでいた人工衛星の商業打ち上げの分野ではシャトル製造や運用による高コストが敬遠され欧州宇宙機構やロシアに取られてしまう。また二回の機体全損事故により乗務員全員死亡はシャトル計画の中断し、国際宇宙ステーション建造計画自体に深刻な影響を与えており、アメリカのロケット開発技術の失墜を呼んだ。

 最大の特徴は大気圏に突入し滑空飛行して基地に着陸する事であり、アポロ宇宙船も当初はロガロウイングを用いて滑空する計画だったが信頼性からパラシュート方式になった。なおこのウィングはハンググライダーの主翼形状で知られており考案者のフランシコ・ロガロがNASAの前身組織”NACA”に所属していたのでアイデアとしてはかなり前からあった。


構想編集

 このスペースシャトルの構想を生み出したのがオイゲン・ゼンガー(1905年~1964年 ドイツ人)と呼ばれる航空宇宙技術者が計画した”ゼンガー計画”であり、ナチスドイツが開発しようとしていた宇宙空間爆撃機の事。極秘文書扱いだったがベルリン陥落後、ソ連とアメリカがこの計画書を持ち帰っており、アメリカはアポロ計画が終わると宇宙ステーション計画の為にスペースシャトルの実現に動き出した。ソ連も1988年に無人遠隔操縦と言う形でブランが初飛行し1992年に有人飛行を行う筈が1991年のソ連崩壊により全ての計画が中止になるが構想を生み出したゼンガー氏の功績は計り知れないのである。


シャトルの運び方編集

 シャトルは通常航空機の様に自力飛行できないので大型航空機にピギーパック方式で空輸する方式を取っている。アメリカはボーイング747を改修したN905NAとN911NA、ロシアはAu-225 愛称ムリ-ヤ(ウクライナ語で夢を意味する)を使用していた。


スペースシャトルとブランの違い編集

 ブランは外見こそアメリカのオービタに似ており、当然コピーした声もあるが“理想的な追い求めた結果である”や”今の技術ではどこの国が設計すれば同じようにしかならない”と反論もあるので仕方ない一面もある。最大の相違点は打ち上げ時に見られる。オービタは三基のメインロケットエンジンを備えており打ち上げ時には船外燃料タンクに挟んでいる二基の固形ロケットブースタと共にリフトオフするのに対しブランは同時に開発された”エネルギアロケット”のみで打ち上げするのである。ブランには逆噴射ロケットノズルがあり、大型のロケットエンジンを装着しない分ロケットエンジン自身の重量と燃料タンクが無くなるのでブラン自体の重量が軽くなり積載量も増え、アメリカのオービタよりも着陸時の速度を下げられるので安全に再突入できる。現在のロシアの宇宙開発では現用ロケットで対応しているが”能力以上に限度を超える要求があれば”ブランの復活計画があるとも言われておりシャトルが退役が決定した現在何時ブランが復活してもおかしくはない状況である。

その他のシャトル計画編集

欧州宇宙機構(EU) エルメス

アリアン5型ロケットのペイロード部分に装着する方式を採用し様々な青写真が出来ていたが1990年代の不景気により計画は断念される。


宇宙開発事業団(日本) HOPE

エルメス同様ロケットのペイロード部分に装着する方式でHⅡロケットを使用する計画。最大の相違点は無人宇宙往復機である点……これも事実上計画中止になっている。


スケールド・コンポジット社(米) スペース・シップ・ワン

 2004年6月21日に高度約100㎞(10万m)に達し、軌道上に乗らなかったが史上初民間企業による有人宇宙飛行を達成した。システムはホワイトナイトと呼ばれる専用航空機でつりさげられた状態で高度約15kmまで上昇しスペース・シップ・ワンをパージする方式で小型ロケットを大型航空機に装着して打ち上げる方式の有人版。


フィクション作品に登場するRLV編集

宇宙を舞台にしたSF作品ではほぼと言ってもRLVは登場しているが殆どがスペースシャトルが登場した後に発表されたRLVはスペースシャトルの特徴を捉えている機体が多い。その一方で”機動戦士ガンダム 0083   stardustmemory”等でジオンが使用しているHLVはNASAが開発を検討していた大型貨物シャトルを模した物であり航空機と言うよりも巨大なアポロ宇宙船と言うイメージが強い。航空機型RLVも機動戦士ガンダムの各作品で登場している。

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