MACROSS Wiki
Advertisement

機体概要[]

 第五十五次超長距離移民船団”マクロス・フロンティア”に本拠地を置くS.M.Sが基地兼母艦として配備している可変攻撃宇宙空母。設計コンセプト“比較的小型で、かつ機動性に優れる”で八重洲重工とL.A.Iによる共同設計され、マクロスフロンティア内のドックで建造されている。全長が402mと従来のマクロス級よりも1/4サイズであるが大出力反応エンジンクラスターにより通常の艦船を遥かに上回る機動性を発揮し、従来のマクロス艦では考えられない戦術を執る事が可能になる反面、運用する乗務員(特に艦橋クルー)に高いスキルを必要とする。特務作業艦として登録されているがレオン・三島が大統領に就任し、S.M.Sの解体後に同船を新統合軍に編入した際には小型機動戦闘空母扱いになっている。


合体戦艦[]

 マクロスクオーターは一見して単監に見えるが高速巡洋艦”センター・ハル”、キャリアー”ARMD-L”、ガンシップ”ARMD-R”、移動砲台艦”BASTER-R”と”BASTER-L”で何れも200m級中型戦艦で構成されている。トランスフォーメーションを容易にする為に連結型の反応エンジンクラスターを複数持つ事で従来の艦船を上回る機動性を得られた上に単艦行動も可能になり、小規模艦隊として機能するので作戦行動の幅が広がる。何れも単独で全領域作戦行動とフォールド航法を可能にしており、小説版ではガリア4宙域にてマンフレードが指揮するヴァンダル級臼砲艦(ボムケッチ)を分離して欺いた。

センター・ハル[]

強攻型ではクオーター本体を担当する高速巡洋艦。小説版ではキャシーが一時”船長”を務めた。

ARMD-R[]

ガトリング式バスターキャノンを装備するガンシップ。低出力での連射機能の他にも艦首にピンポイントバリアを展開する事でビームサーベルの様な格闘兵器にもなる。

ARMD-L[]

 VFやデストロイド等60~80機搭載、艦載機運用を可能にする通常飛行甲板を備え、宇宙空間でも約0.5Gの重力場が形成されており大気圏内での空母の様に艦載機の発着を可能にし、強行型ではシールドとして運用出来るようにエネルギー転換装甲を装備している。艦首にピンポイントバリアを集束させて敵艦に突入させ、シャイアンⅡによる砲撃を行う事も可能にしている為に強襲揚陸艦としての機能も併せ持つ。

BASTER-L&BASTER-R[]

強攻型ではセンター・ハル後方にある砲台となる。


艦載機[]

 艦載機はVF-19A、VF-22Sを始めとする新統合軍でも使用されている機種の他にVF-25各種も数十機試験運用という形で配備されているが新統合軍にVF-171EXが配備されるまでは実質的な対バジュラ戦主力機であった。またグァドラン・レアも予備機を含め12機配備、ケーニッヒモンスターも1機配備が確認されており、この機体は“危険な小惑星排除作業”の名目に配備している。なお対空砲台を兼用する形でシャイアンⅡが配備されておりダイタロスアタック若しくはマクロスアタックを可能にしている。フォールド可能な作業用小型宇宙船2隻も搭載されており、この船はVFを2~3機、小型作業用宇宙艇を搭載可能にしている。


艦内施設[]

 SMSでは業務体系上、訓練や兵站、事務、福利厚生を自社で行う必要もあり一部はアイランド1にある自社ビルに施設を移していたが殆どをマクロスクオーターで賄えるようになっている。

ブリーティングルーム[]

 ミッションの説明に使用されるので室内に大型モニターが設置されているが普段はTVとして機能するも緊急事態の際には情報開示の為の掲示板に切り替わる。室内にはバーカウンターとファミレス風テーブル&ソファーがあるので休憩室の役割も果たしていた。

マイクローン装置[]

 戦闘の際には巨人化する必要があるゼントラーディ人社員にとっては必要な施設で3基が設置されている。(ただしクランはEX-ギアシステムがあるVFなら操縦も可能と思われる)これはS.M.Sが資源採掘も手掛けており、フロンティア船団に置いて巨人であるゼントラーディ人は重要な労働力と位置付けられている。アイランド3ではゼントラーディの本来の姿での生活も認めているので船団内にマイクローン装置はかなりあると思われ、SMSのビルにも設置されている。

居住スペース[]

 士官以下の社員は相部屋となるが士官以上は個室となっている。相部屋は二段ベットと艦内通信システムを兼ねているモニター&カメラがある。士官部屋は専用ディスクとシングルベットがありキャシーが使用した部屋では途中グレイスらによるハッキング対策の為に通信機器を物理的遮断していた。

シュミレータールーム[]

 VFシュミレーターが複数設置され、新人やベテラン社員でも使用する。

ブリッジ[]

 マクロスクオーターの心臓部で航海艦橋とCIC機能を併せ持ち、大部分が自動化されているので少数での運用も可能。またアクセスルートも複数あると思われ、バジュラ母星戦では急遽ランカ・リー用ステージも設けられた。

格納庫(ARMD-L)[]

 VF、グァドラン・レアの修理や整備を行う場所だが時には新人やペナルティを犯した社員が電源を入れてないEX-ギアによるランディングも実施される。


シャワールーム[]

 隊員の福利厚生施設として複数あると思われる。ちなみにボビーは男性でありながらも女性シャワールームの使用が認められている。


武装[]

 肩部と胸部に二連装ビーム砲塔が装備されておりブリッチ防衛を担当している。その他にクオーター各箇所に射撃ブースに固定されているシャイアンⅡが対空防御を担当しているが戦況により敵拠点内制圧任務にも可能にしている。ARMD-Rは単体での砲撃やピンポイントバリアシステムを利用したビームサーベルと言った機能が確認されているがセンター・ハルを始めとする各船からのEN供給により重粒子反応ビームを発射可能になっている。ARMD-Lはシールドとしての機能するが敵機動要塞にねじ込みシャイアンⅡによる同時砲撃する事でSDF-1マクロスの様な攻撃を可能にしている。
Advertisement