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マクロスシリーズ > 超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-
超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-
ジャンル SFロボットアニメ
OVA
監督 八谷賢一
シリーズ構成 富田祐弘
キャラクターデザイン 美樹本晴彦
メカニックデザイン 藤田一己、阿久津潤一、奥田淳、
大畑晃一福地仁
アニメーション制作 AIC、オニロ
製作 バンダイビックウエスト
ヒーロー・コミュニケーションズ、
毎日放送小学館
発表期間 1992年5月21日 - 1992年11月21日
話数 全6話
コピーライト表記 ©1992 ビックウエスト
マクロス製作委員会
小説
著者 富田祐弘
出版社 小学館
レーベル スーパークエスト文庫
刊行期間 1992年6月 - 1994年6月
巻数 全5巻
漫画
原作・原案など 富田祐弘
作画 岡崎つぐお
出版社 小学館
レーベル 少年サンデーコミックススペシャル
発売日 1993年3月
巻数 全1巻
テンプレート使用方法 ノート

テンプレート:ウィキプロジェクト アニメ超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』(ちょうじくうようさいマクロスツー ラバーズアゲイン)は、1992年に発売されたOVAアニメマクロスシリーズ」のパート2として発表された。

概要[]

作品[]

本作は『超時空要塞マクロス』誕生10周年記念作品として企画された。初代制作スタッフからはキャラクターデザインの美樹本晴彦、脚本の富田祐弘が参加したが、原作者のスタジオぬえは関与せず、AICが中心となって制作された。八谷賢一監督は制作前のインタビューで「いわゆる続編という前作と密接な関係を持った作品は、前作のオリジナルスタッフが作るべきものだという認識があります」「意識の持ち方として、続編を作るのではなく、いわば外伝的なものを作ろうというのは最初からありました。マクロスの世界設定の一部を土台として、その上にまったく新しい話を展開するということです」と語っている[1]

構成としては可変戦闘機、恋愛ドラマ、歌など前作の基本線を引き継ぎつつ、主人公が民間人でヒロインが軍人、歌を戦意高揚の兵器として使うなど、ひと捻りした演出がされている。地球へ強行着陸したゼントラーディ戦艦の残骸の中に作られた都市など、インパクトのある映像も見られた。メカニックデザイン藤田一己が担当していたが、途中で降板したため、大半は大畑晃一らが担当。主役メカのバルキリーIIを初めとするそれらを、オープニングアニメーションや「Episode 5」で派手に動かした大張正己の作画も、見所となった。

しかし、内容的には続編に期待していた『マクロス』ファンを満足させるものではなかった。初代スタッフの板野一郎は「『マクロスII』というのがなかったら、僕は『MACROSS PLUS』はやらなかったと思いますよ。『マクロスII』が、僕達の思ってた『マクロス』と繋がっていなかったもので」と述べている[2]。ただし、セールス的には結果を残しており、大畑によれば「予想を上回るビデオの売上げにスポンサーの方からは『マクロスIII』の話さえ出た」という[3]。後続企画として『超時空世紀オーガス02』が製作され、また以降の「マクロスシリーズ」の展開に繋がったという面もある。

1993年には、7月から8月にかけてテレビ東京系でテレビせとうちをキー局に、テレビアニメ用の編集を施したバージョンが放送された。このバージョンはその後、NHK衛星第2テレビジョンアニマックスでも放送されている(2001年に発売されたDVD-BOXには収録されていない)。

世界設定[]

前作である『超時空要塞マクロス』『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の約80年後の西暦2090年代の太陽系という設定で、「マクロスシリーズ」としては第2弾ながら、シリーズで最も未来の出来事が描かれている[4]。タイトルとなっているSDF(Super Dimension Fortress)-1マクロスは登場するが、前作の登場人物は登場しない。前作の直接的な続編ではなく、世界設定を引き継いだ新しい物語となっている。

前作から80年間の出来事については年表が設定された[5]。本作と近い時期には『超時空要塞マクロスII』、『超時空要塞マクロス2036』、『超時空要塞マクロス 永遠のラブソング』と、本作とリンクする要素を含むゲーム作品も相次いで発売された。

しかし、それから2年後の1995年、新作『マクロス7』製作時に新たに作成されたスタジオぬえ監修の「マクロスシリーズ公式年表」は『II』製作時の年表とは一致せず、『プラス』、『7』版の年表に『II』関連のエピソードは記載されなかった。このため、『II』はパラレルワールドと位置付けて紹介される例が出てきた[6]。『7』では『II』のウェンディー・ライダーが唄う劇中歌「バルキリーで誘って」がアイドルグループ「ジャミングバーズ」の持ち歌として披露されたり、BGM・挿入歌が「劇中曲」として使用された。2008年に放送されたラジオ番組『RADIO MACROSS』第5回放送では、『II』は「アナザーストーリーとして楽しむと良い」と紹介された。

10年以上もパラレルワールドとして紹介されていた本作だが、『マクロスF』終了後の2009年には複数の媒体で『ゼロ』、『超時空要塞マクロス』、『プラス』、『7』、『F』、『II』まで統一された年表が発表されるようになる[7]

テンプレート:ネタバレ

ストーリー[]

地球人とゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊との決戦後、地球人とゼントラーディは和解し共存の道を歩み始めた。地球は幾度と無く異星人の脅威にさらされたが、そのたびに可変戦闘機と歌の力で切り抜けてきた。そして80年の月日が流れた。

2090年代[8]。太陽系、木星軌道上に異星人とおぼしき未確認艦隊がデフォールドしてくる。地球統合軍は敵をはぐれゼントラーディ艦隊と認識し、歌によるカルチャーショックを与えるべく「オペレーションミンメイ(「ミンメイディフェンス」)をもって迎え撃つ。しかし歌攻撃は全く通用しないどころか、敵艦隊からも歌が発せられると敵の攻撃は激しさを増し、ミンメイディフェンスは崩され統合軍は敗北する。

その戦場を取材中だったTVレポーター神崎ヒビキは、敵艦内で歌巫女イシュタルを救助し、地球へ連れて帰る。また、ヒビキは戦場の記録映像も持ち帰ったが、統合軍の検閲によって統合軍が勝利したかのように報道されてしまう。イシュタルは地球の郊外にそびえ立つマクロスを、伝説に残る「アルスの船」では無いかと考える。その後、敵の船に捕らわれたヒビキは、新たな敵「マルドゥーク軍」が戦いの歌でゼントラーディ兵を操り、従えてきた異星人だったことを知る。ヒビキが統合軍の女性パイロットシルビー・ジーナとともに奔走する一方、地球の文化に触れたイシュタルは戦いを止めるべく、戦場へ愛の歌を捧げるのだった。

登場人物[]

主人公・ヒロイン[]

神崎 ヒビキ(かんざき -)
声:高山勉
テレビ局SNN(スクランブル・ニュース・ネットワーク)所属の芸能レポーター。功名心からスキャンダルばかり狙っていたが、対マルドゥーク戦の取材に関わることになる。イシュタルやシルビーとの出会い、真実を隠蔽する地球統合軍への反発から、報道者としての使命に目覚める。バルキリーのライセンスを持っており、非武装のSNNバルキリーに乗る。
イシュタル
声:笠原弘子
マルドゥーク軍の歌巫女(イミュレーター)の一人。歌でゼントラーディ兵を戦闘に駆り立てる役を務めていたが、ヒビキにより地球に導かれ、初体験の「文化」に衝撃を受ける。やがて歌の素晴らしさを知り、平和の使者として立ち上がる。ヒビキから貰ったピアス型の翻訳機で地球の言葉を解する。
シルビー・ジーナ
声:冬馬由美
白地に赤いラインのバルキリーIIを駆る統合軍のエースパイロットで階級は中尉。年齢は17歳。勝気でメルトランディの祖母の血を引く天才的技量をもつが、日常的な女性らしさも秘めている。エクセグラン総司令との密会現場をスクープされて以来、ヒビキと反目していたが、戦いを通じて心を通わせ合う。

地球統合軍[]

ネックス・ギルバート
声:島田敏
シルビーの同僚で、太陽系バルキリー操縦選手権の総合優勝者。統合軍大尉。ナルシストだが、シルビーには普通の男性らしい好意を寄せる。搭乗機は白地に青いラインのバルキリーII、大気圏内用のイカロス、最新鋭機メタルサイレーン。
エイミー・ロック
声:国府田マリ子
ショートヘアの女性。右頬のピンクのハートマークがトレードマーク。シルビー率いるバルキリー隊「フェアリー・リーダー」隊員で階級は少尉。性格は子供っぽい。ヘルメットの色はピンク。
九條 沙織(くじょうさおり)
声:原亜弥
赤いロングヘアの女性。シルビー率いる「フェアリー・リーダー」隊員で階級は少尉。普段は大人しい。ヘルメットの色は緑。
ナスターシャ・トート
声:引田有美
シルビー率いる「フェアリー・リーダー」隊員で階級は少尉。しっかり者の性格。ヘルメットの色は紫。
エクセグラン・ジリ
声:坂口芳貞
地球統合軍総司令。統合軍内の腐敗を憂う高潔な軍人で、シルビーの良き理解者。
バルゼー
声:渡部猛
旗艦グロリアの艦長。第12艦隊を率いマクロスキャノンでマルドゥーク軍を迎撃するが、特攻で戦死する。

マルドゥーク軍[]

フェフ
声:古谷徹
マルドゥークの勇猛な司令官。イシュタルに任務以上の想いを抱き、地球から奪還せんとする。戦闘では真紅のギガメッシュに搭乗する。
エリンシェ
声:麻志奈純子
イミュレーターのリーダー的女性。前衛艦隊旗艦サーライドに乗艦。地球に惹かれるイシュタルを説得できず、イングスに消去される。
イングス
声:置鮎龍太郎
マルドゥークのイングス艦隊司令官。征服のためには手段を選ばぬ冷酷な独裁者。
ヴォルフ
声:飯塚昭三
マルドゥークの前衛艦隊司令官。旗艦サーライドが異民族の歌に汚染されたため、イングスに乗艦諸共削除される。
メセナ
声:千葉一伸
イングスの副官的な存在。

民間人[]

ウェンディー・ライダー
声:佐藤幸世
地球文化を象徴するアイドル歌手。統合軍のプロパガンダ活動の一翼を担い、月面フェスティバルで『バルキリーで誘って』と『今は友達』を歌う。
デニス・ローン
声:大友龍三郎
かつて名を馳せた戦場カメラマン。ヒビキに報道の有り方を教えるが、イシュタル救出の際に爆発に巻き込まれて命を落とす。
マッシュ
声:草尾毅
ヒビキの友人で、エステティックサロンのオーナー。バイセクシャルだが、面倒見の良さで信頼されている。
松井ディレクター
声:キートン山田
SNNのディレクター。口髭にサングラスがトレードマーク。陽気な性格でヒビキとも仲がいい。
プロデューサー
声:有本欽隆
SNNで番組制作を統括するプロデューサー。眼鏡をかけている。ヒビキや松井の上司にあたる。

主要メカニック[]

地球側機動兵器[]

VF-2SS バルキリーII
往年の名機、VF-1 バルキリーの発展形である統合軍の主力可変戦闘機。2072年に登場したVF-2の改良モデルとして、2081年より部隊配備された。巨人族との格闘戦を想定し、機体はVF-1より二周りほど大きい。宇宙空間専用機で、通常装備として対艦攻撃用レールガン1門を搭載したスーパーアームドパック(SAP)を装着する他、支援用の自動攻撃兵器スクワイアーも装備する。
VF-2JA イカロス
大気圏内専用に開発された可変戦闘機。CCV技術導入により、空中機動の特化が図られている。バルキリーIIとは開発元が違うため変形システムが異なり、機体も一回り大きい。色はスカイブルー。
VA-1SS メタルサイレーン
ロールアウトされたばかりの最新鋭可変戦闘機。月面フェスティバルでレプリカ機がデモ飛行を行った後、マルドゥークとの決戦でネックス機が実戦投入された。バルキリーIIやイカロス以上の優れた火力と推力を持つ他、バトロイドでの格闘能力もより強化され、ファイター時の機首部をプラズマスピアとして使用する。更に第4の形態として、近接戦闘用のガンドロイドモードを持つ。
VF-XX ゼントラーディアン・バルキリー
VF-2の前身として、2060年代に開発された可変戦闘機。ゼントラーディ系バトルスーツの関節や動力伝達系技術を導入した異形のフォルムを持つ。Episode 5で1カットのみ登場する。
VC-079 SNNバルキリー
2079年にタチカホフ社が発売した民間用の複座型可変機。報道機としても利用され、大気圏脱出用ブースターを装着すれば宇宙空間への急行も可能である(SNNテレビ社有機は本社ビル内のカタパルトから発進する)。両翼には大型カメラが搭載されている。非戦闘用のため、変形はファイターとガウォーク形態の2形態のみだが、高い機動性を誇る。
ガウォーク・ロイド
低空での運用やガウォーク形態での運用を前提に、変形機構を廃したバルキリーの亜種。デストロイドとガウォークの中間的な存在として設計された低コスト機。Episode 5で1カットのみ登場する。
次世代型デストロイド
トマホークII、ディフェンダーEX、ファランクス改、ジャイアントモンスターなど。デストロイドを参照。

地球統合軍艦艇[]

グロリア
バルゼー率いる統合宇宙軍第12艦隊の旗艦。
ヘラクレス
統合宇宙軍艦隊の旗艦。火星軌道上で行われたマルドゥーク軍との緒戦に投入される。
統合軍標準戦艦
2090年代の統合軍の主力戦艦。色はグレー。統合軍とゼントラーディの技術を融合させて建造された。
マクロスキャノン
ノプティ・バガニス級のゼントラーディ大型戦艦を4隻連結した形の、統合軍の超大型決戦兵器。マクロス艦と同様に砲撃体型へトランスフォーメーションを行う。作中では6番艦まで存在する。
SDF-1 マクロス
マクロスシティ郊外のカルチャーパーク内で強攻型のまま、モニュメントとして保存されていた第一次星間大戦時の戦艦。ブービートラップは未だ健在で、時々主砲が自動的に発射されている。その際は周辺住民「マクロス警報」が発せられる。主砲は艦首部のみでなく、両腕部のアームドや両脚の増設ユニットからも発射可能になっている。マルドゥーク母艦の攻撃により消滅し、分離脱出したメインブリッジも着陸の際に大破している。
イシュタルは最初、マクロスのことをマルドゥークの伝説に記された「アルスの舟」と呼ぶ。VHS全巻購入特典CD『イシュタルからの伝言』に収録されたミニドラマでは、マクロスが実はアルスの舟ではなかったことが明かされている。

マルドゥーク軍機動兵器[]

ギガメッシュ
マルドゥーク軍の主力バトルスーツ。背部には近接格闘用のウイングカッターを背部に備え、腕部にはミサイルポッドを備える。胸部にコクピットがある。一般兵士用の機体の色は青。
ギガメッシュ(フェフ機)
ギガメッシュのフェフ専用タイプ。色は赤。背部のウイングカッターがより大きくなっている。また、指は伸縮可能なクローになっている。頭部の形状も異なり、バイザーのようなフェイスカバーを持つ。
ゼントラーディ用ワンマン戦闘ポッド
ゼントラーディ兵用の量産兵器。丸みを持ったボディでビーム砲やミサイルを備える。リガードの発展型で機動性を追及したタイプと見られている。
ゼントラーディ指揮官用戦闘ポッド
ゼントラーディ指揮官兵士用の戦闘ポッド。色は紫で、形状は鋭角的になっており、性能も強化されている。レーザー砲とミサイルポッドを装備している。
ゼントラーディ用パワードスーツ
ヌージャデル・ガーの系列機と見られるパワードスーツ。緑色のボディで胸部にインパクト・キャノンを、背部にはプラズマキャノンを備える。
メルトランディ用パワードスーツ
マルドゥーク軍に従えられたメルトランディが使用しているパワードスーツ。背部のミサイルコンテナにクァドラン・ローとの共通点が見られる。色は紫。ビームランサーを携行する。
マルドゥーク軍可変戦闘メカ
マルドゥーク軍のゼントラーディ兵が使用しているクリーム色の可変メカで、戦闘機形態から人型形態に変形可能。配備数は少ない。右腕部にはビームキャノンとビームグレネードを、脚部付け根にはミサイルポッドを備える。

マルドゥーク軍艦艇[]

サーライド
マルドゥーク軍前衛艦隊の旗艦。4000m級のサイズ。艦内に「アルス・ノヴァの聖域」と呼ばれる施設が存在する。艦首部は2つに分かれ、主砲を発射できる。
大型戦艦
マルドゥーク軍の大型戦艦。2500m級のサイズ。
中型戦艦
マルドゥーク軍の戦艦。2000m級のサイズ。
斥候艦
500mクラスの小型艦。フェフの乗艦はパープルで他の艦とは色が異なる。
グラーベ
艦艇に7門のビーム砲塔を備える小型艦。マルドゥーク母艦に搭載されており、イングスに従わないものに制裁を与える。
マルドゥーク母艦
マルドゥーク軍の指揮官イングスの乗る母艦。全高は約150kmと文字通り山のような超巨体を誇る。前面には巨大な赤い目のようなエネルギー照射装置を備える。防御も非常に堅固。

用語[]

シリーズ共通の用語についてはマクロスシリーズの用語一覧を参照

マルドゥーク
自らの文明を神聖化する種族。「下等な文化」に汚染されることを嫌い、接触する異文明を容赦なく滅ぼす。ただし、かつて彼らに文化をもたらしたのは地球(アルスの星)からの来訪者であったといわれる。戦場では、洗脳したゼントラーディやメルトランディの兵士を歌巫女の発する「戦の歌」で操る。
ミンメイ・ディフェンス
第一次星間大戦を地球の勝利に導いたミンメイ・アタックを応用した戦略防衛システム。宇宙防衛ライン上の中継衛星(サウンドステーション)から歌やホログラフ映像を大量に流し、文化に免疫を持たない異星人が動揺した隙に迎撃する。

テンプレート:ネタバレ終了

スタッフ[]

  • 企画:大西良昌村上克司、末吉博彦、瀧井英侍
  • プロデュース:高梨実、草野啓二、井口真一、谷紳一郎、神田浩武、井上博明栫裕
  • アシスタント・プロデューサー:寺田将人、園山靖輔
  • 宣伝プロデューサー:田口智幸(ビックウエスト)、沢登昌樹(ムービック
  • 監督:八谷賢一
  • シリーズ構成:富田祐弘
  • キャラクターデザイン:美樹本晴彦
  • キャラクターデザイン協力:石田敦子
  • コスチュームデザイン協力:石田敦子、筱雅律
  • メカニックデザイン監修:大畑晃一
  • メカニックデザイン:藤田一己阿久津潤一奥田淳、大畑晃一、福地仁
  • メカニックコンセプトデザイン協力:スタジオぬえ
  • コンセプトデザイン:渡部隆
  • オープニングアニメーション
    • 絵コンテ、作画監督:大張正己
    • 原画:反田誠二、奥田淳、菅沼栄治、石田敦子、村木靖、岩田デゲ丸
    • 美術協力:平城徳浩
  • 美術監督:中原英統
  • 色彩設定:金丸ゆう子、上谷秀夫
  • 特殊効果:福田貴博、櫻井亮司、桜井亮二、榊原豊彦、千場豊(マリックス)
  • コンピューター・グラフィックス:吉沢亮吉
  • リスワーク:マキ・プロ
  • 撮影監督:小西一廣
  • 音響監督:本田保則
  • 音響効果:今野康之(スワラプロ
  • 音響制作:嶋恵子(アーツプロ)
  • 音楽:鷺巣詩郎
  • 音楽プロデューサー:佐々木史朗
  • 音楽制作:ビクター音楽産業株式会社
  • 録音スタジオ:タバック
  • 現像:東京現像所イマジカ
  • 制作:AIC、オニロ
  • 製作、著作:株式会社バンダイ、株式会社ビックウエスト、株式会社ヒーロー・コミュニケーションズ、株式会社毎日放送、株式会社小学館

以下はTV放送バージョンで変更された分。

  • 企画:大西良昌(ビックウエスト)
  • プロデューサー:岡崎千代(テレビせとうち)、田口智幸(ビックウエスト)
  • 製作:テレビせとうちビックウエスト

主題歌[]

オープニングテーマ
2億年前のように静かだね
作詞 - 真名杏樹 / 作曲 - 樫原伸彦 / 編曲 - 井上鑑 / 歌 - 金子美香
エンディングテーマ
de・ja・vu〜そばにいて
作詞 - 金子美香 / 作曲 - TSUKASA / 編曲 - 井上鑑 / 歌 - 金子美香
約束
作詞 - 松宮恭子 / 作曲・編曲 - 鷺巣詩郎 / 歌 - 笠原弘子
挿入歌
恋のバナナムーン
作詞 - 横山武 / 作曲 - 原一博 / 編曲 - 鷺巣詩郎 / 歌 - 佐藤有香
バルキリーで誘って
作詞 - 白峰美津子 / 作曲・編曲 - 鷺巣詩郎 / 歌 - 佐藤幸世
今は友達
作詞 - 谷亜ヒロコ / 作曲 - 間瀬憲治 / 編曲 - 鷺巣詩郎 / 歌 - 佐藤幸世
あなたを感じている -ミア・センテス・レン-
作詞 - 真名杏樹 / 作曲・編曲 - 鷺巣詩郎 / 歌 - 笠原弘子
もういちど Love you
作詞 - 松宮恭子 / 作曲 - 柿原朱美 / 編曲 - 鷺巣詩郎 / 歌 - 笠原弘子
ト・ア・ウィ アラブル・レン -もういちど Love you-
マルドゥーク語訳 - 八谷賢一 / 歌 - イシュタル(笠原弘子)
『もういちど Love you』のマルドゥーク語バージョン。全巻購入者特典CD『イシュタルからの伝言』に収録。

各話リスト[]

Episode サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 キャラクター作画監督 メカ作画監督 ソフト発売日 TV初回放送日
1 コンタクト 富田祐弘 八谷賢一 青木武 田中正弘
荒木英樹
筱雅律
美樹本晴彦(協力)
中山岳洋
西井正典(協力)
1992年5月21日(VHS/LD)
2001年6月25日(DVD)
1993年7月26日
2 イシュタル 中村学 つるやまおさむ 西山明樹彦 滝川和男 1992年6月21日(VHS/LD)
2001年6月25日(DVD)
1993年8月2日
3 フェスティバル 有井絵武 よしもときんじ 青木武 田中正弘
筱雅律
北島信幸
美樹本晴彦(協力)
宍戸聡 1992年8月21日(VHS/LD)
2001年6月25日(DVD)
1993年8月9日
4 マルドゥーク ディスオーダ 中村学 浦田保則 荒木英樹 1992年9月24日(VHS/LD)
2001年6月25日(DVD)
1993年8月16日
5 ステーション・ブレーク 有井絵武 つるやまおさむ
西森章
西森章 大張正己 大張正己
反田誠二(補佐)
1992年10月22日(VHS/LD)
2001年6月25日(DVD)
1993年8月23日
6 シング・アロング 富田祐弘 つるやまおさむ 八谷賢一 宇佐美皓一
田中正弘
寺沢伸介
筱雅律
宍戸聡
滝川和男
1992年11月21日(VHS/LD)
2001年6月25日(DVD)
1993年8月30日

※DVD版は全6話をDVD2枚に収録して1パッケージで発売された。 テンプレート:前後番組

関連作品[]

小説
超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-
富田祐弘著、小学館スーパークエスト文庫、1992年6月 - 1994年6月にかけて全5巻発売。
漫画
超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-
岡崎つぐお画、小学館少年サンデーコミックススペシャル、1993年3月発売、全1巻。
設定資料集
THIS IS ANIMATION special『超時空要塞マクロス II -LOVERS AGAIN-』
小学館、1993年12月20日初版発行。
CD
シングル
2億年前のように静かだね
金子美香歌唱、カップリング曲『de・ja・vu〜そばにいて』、1992年5月21日ビクター音楽産業より発売。
もう一度 Love you
笠原弘子歌唱、カップリング曲『約束』、1992年11月21日ビクター音楽産業より発売。
アルバム
超時空要塞マクロスII オリジナルサウンドトラック
ボーカル5曲、BGM14曲収録、1992年7月22日ビクター音楽産業より発売。
超時空要塞マクロスII オリジナルサウンドトラック vol.2
ボーカル5曲、BGM21曲収録、1992年12月16日ビクター音楽産業より発売。
ゲーム
超時空要塞マクロスII
アーケードゲームゲーメストが開発に協力した、横スクロールシューティングゲーム。発売元はバンプレスト
マクロスアルティメットフロンティア
2009年に発売された、PSP用3Dアクションシューティングゲーム。開発はアートディンク、発売はバンダイナムコゲームス。初代『マクロス』から『マクロスF』まで、マクロスシリーズを総合的に扱っている。『マクロスII』はゲスト参戦という扱いで、「コンタクト」「イシュタル」「シング・アロング」の3つのEXTRAミッションが登場する。また、キャラクターはイシュタルのみ登場する。
マクロストライアングルフロンティア
2011年2月4日発売。上記アルティメットフロンティアの続編。前作には登場しなかったSNNバルキリーやシルビー・ジーナなどといった機体やキャラクターが追加されている[9]

脚注・出典[]

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. アニメージュ』1991年11月号、徳間書店、30頁。
  2. WEBアニメスタイル アニメの作画を語ろう 板野一郎インタビュー(5)
  3. 「ロボットアニメ地獄変 今度は当たるぞ!! 第7回」『フィギュア王』vol.43、ワールドフォトプレス、2001年、47頁。
  4. 2008年時点でのシリーズ最新作『マクロスF』の舞台は西暦2059年。
  5. B-CLUB』1992年6月号に掲載。
  6. 『マクロスプラス』映像特典
  7. マクロスエース』vol.001 超時空年表、『マクロスアルティメットフロンティア 超時空娘々パック』パッケージ裏面年表、「マクロス・クロスオーバーライブ」パンフレット「The HISTORY of MACROSS」。
  8. 物語の舞台となった年について作中では明確にされていない。「マクロス・クロニクル」でも西暦2090年と西暦2091年の二種類の表記がある。
  9. 『マクロス』アクションの最新作が出撃!『マクロストライアングルフロンティア』ファミ通.com 2010年12月2日閲覧

外部リンク[]

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