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機体概要編集

 シルコスキー・クラフト社が開発・制作したUH-60 ブラックホーク(黒鷹)は中程度積載能力を持つ多目的ヘリコプターであるが強襲作戦にも対応出来る軍用ヘリであるがバリエーションとしては民間用にS‐70 ファイヤーホークがあり米国では消防ヘリとして採用されている。

機体開発の経緯編集

 1972年米陸軍はUTTSA(汎用戦術輸送機システム)構想により使用され続けたUH-1 イロコイの後継機として開発された。イロコイ自体は機体改修により現役続投が可能であったが米陸軍はイロコイでは輸送能力が限られると言う事で後継機開発を要請する事になり、米軍側はメーカーに空軍が使用する軍用輸送機であるC-5 ギャラクシーとC-17 グローブマスターⅢに搭載可能サイズにする為に10tトラックと同じ容量と重量にする事と完全武装の歩兵1個分隊(約10名)が乗れるキャビン容量に加えて、耐衝撃性も要求している。シルコスキー・クラフト社は三機のプロトタイプを提示し競争相手であったボーイング・バートル社が提示した機種より高評価を得ており、特に耐衝撃性に関しては採用前のテスト飛行で墜落事故を起こしたが死者は出ずにメインローターの修理のみで飛行可能であった。


多目的用途機編集

 暗視装置や夜間航法装置を搭載する形で1979年に米軍で採用、配備が始まると航空騎兵団(空挺部隊)の強襲用から電子戦、MEDEVAC(医療救急)など幅広い任務に対応可能を見せ、”マリーンワン(VH-3D)”はアメリカ合衆国大統領専用機である(ただしベース機はSH-60)。
 本来の強襲作戦運用でも完全武装の1個分隊の他にも105㎜榴弾砲(M102)を吊り下げる形になるが砲弾30発と操作要員六名を空輸可能である。またジープの後継機”ハンヴィー”も吊り下げ空輸可能であり、キャビンには2,600ポンド(1,170kg)の貨物を搭載可能にしている。外部支援システム(ESSS)よりAGM-114ヘリファイヤー対戦車ミサイル四連装ミサイルランチャー、2.75インチ十九連装ロケット弾、ガンポット、増槽を左右2か所のハードポイントに装着可能にしておりAH-64アパッチの開発費高騰した際には代用使用も検討されたほどの万能機である。


実戦運用編集

 1983年のグレナダ侵攻が初陣になるが暗視装置が間に合わないまま配備されたので夜間での使用が出来なかったがその後米国が関与した戦争や戦闘の殆どで使用された。だが運用方法から極低空低速飛行をする事が多く敵勢力が保持する個人携帯対空ミサイルや小火器による攻撃を受けて墜落される事が多く、数多くの機体と兵士を失っている。一例として米国映画“ブラックホーク・ダウン(原作小説 ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録)”は実際に発生した典型的な不正規戦闘戦であるモガディシュの戦闘(ソマリア)を克明に再現した作品でアンディート将軍派の民兵により二機撃墜され、その後生存した米国兵士と民兵らによる泥沼の市街地戦闘へと雪崩れこむ筋書きであり、細部を見ると事実でない所もあるにしろこの機体の運用実情が分かる。(小説版によればこの日だけでも他に二機が撃ち落とされている)


マクロス作品に登場する機体編集

 マクロス・ゼロではSH-60B シーホークが登場しているが米海軍の実情を見ればHH-60H レスキューホーク若しくはHH-60J ジェイホークである可能性が高いが日本でライセンス生産されたSH-60Kの可能性も捨てきれない。なおマクロスFでもシェリルが乗ってきた機体もSH-60系であり、恐らく復元されたかモスポールされていた機体を飛べるようにしたと思われる。

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