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VF-1 バルキリー

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VF-1 バルキリー(ブイエフ・ワン バルキリー)は、テレビアニメ超時空要塞マクロス』および、関連作品群「マクロスシリーズ」に登場する架空の兵器。地球統合軍の可変戦闘機

ペットネーム(愛称)の「バルキリー (Valkyrie)」は、北欧神話に登場する女性の半神ワルキューレ(独:テンプレート:Lang)の英語名。実在の試作戦略爆撃機XB-70から、作中でVF-1の愛称に引用された。デザインモチーフは、同じく実在するアメリカ海軍戦闘機F-14 トムキャット

なお、以降に開発される可変戦闘機も慣例的に「バルキリー」と呼ばれることがあるが、本項目ではVF-1とそのバリエーション機のみについて記す。

機体解説 編集

機体諸元
VF-1 バルキリー(J型)
設計・製造 ストンウェル / ベルコム社共同開発
全長 ファイター:14.23m
ガウォーク:11.3m
バトロイド:4m
全幅 主翼展張時:14.78m
主翼後退時:8.25m
バトロイド:7.3m
全高 ファイター:3.84m
ガウォーク8.7m
バトロイド:12.68m
空虚重量 13,250kg
エンジン (主機)新中州重工 / P&W / ロイス
 FF-2001 熱核反応タービン×2
(副機)液体ロケットブースター×3
エンジン推力 (主機)11,500kg×2
(副機)8,333kg
最高速度 M2.81(高度10,000m)
M3.87(高度30,000m以上)
乗員 1名
標準武装 マウラー RöV-20 11mm対空レーザー機関砲×2
ハワード GU11 55mm3連ガトリングガンポッド×1
選択装備 大気圏外用スーパーパーツ
プロテクターウェポンシステム
AMM-1 対空対地ミサイル×12
UUM-7 マイクロミサイルポッド×4
RMS-1 大型対艦反応弾
他多数

ゼントラーディ軍との第一次星間大戦において活躍した地球統合軍の主力戦闘機。航空機型のファイター、鳥型のガウォーク、人型のバトロイドの3形態に変形する可変戦闘機(Variable Fighter=VF)シリーズの初代量産機であり、優れた汎用性・発展性により傑作機と呼ばれる。

バトロイドの身長 (12.68m) に合わせて設計されたため、双発戦闘機としてはコンパクトな部類の機体である。主翼には速度に応じて最適の揚抗比を得られる可変翼を採用。これはバトロイド時に被弾面積を減らすメリットもある。可変翼特有の空力重心の変化には、機体パネル(バトロイド時の胸部)上のスリットから境界層流を吸い込むことで調整を行う。推力偏向二次元ノズルで上下方向の機動制御を行うため水平尾翼は不要となった。機首は宇宙空間での生存率向上を図り、胴体から分離しサバイビングセルとして機能する。また分離したコクピットは、ガンポッドのようにバトロイドの腕部に装着することが可能で、ファイター形態への変形にも支障なく、そのままの輸送が可能となっている。腕部には小型の補助マニピュレーターが内蔵され、自機や友軍機の自動修理プログラムを備えている。

主機の熱核反応タービンエンジンFF-2001は、VF計画の全領域性能の根幹となる新技術であり、取り込んだ大気を高熱圧縮して推進剤として噴射するため、大気圏内ではほぼ無限の航続性能を可能にする。一方、大気のない宇宙空間では水素などを強制推進剤とするが、機体のサイズ上搭載量が限られ、作戦行動時間は極めて短い(高機動モードでは約1分)。なお、機体の開発中、この熱核エンジンの小型化が最も遅れたため、統合戦争末期に試作された VF-0フェニックスでは通常のジェットエンジンで代用された。推進系はこの他、ガウォーク・バトロイド時の背部パックに液体ロケットブースターを3基、機体各所に姿勢制御スラスターを内蔵する。

エンジン出力及び空戦能力はVF計画発動当時の通常戦闘機レベルだが、新素材導入により大気圏突破も可能な機体強度を持つ。更にバトロイド時には、余剰推力を用いたエネルギー変換装甲で格闘戦への備えが図られている。それでも陸戦兵器としては、火力・装甲の弱さとエンジンの大出力のアンバランスさが運用面のネックとして疑問視されていた。航空機としては破格の強度だが陸戦兵器としては脆弱、というVF-1のこの耐弾防御性能はシリーズ第1作『超時空要塞マクロス』オンエア当時の各種メディア[1]では公式設定として扱われており、アーマードバルキリーも防御力及び余剰出力問題の解決策であるとされていた。しかし、その後の続編で「エネルギー変換装甲」という新設定が後付けされ、VF-1やその原機VF-0の装甲脆弱問題はなかったことにされている。

操縦系はバトロイド形態とファイター / ガウォーク形態とで別々の物を用いる。ファイター / ガウォーク形態は従来の戦闘機に近い有視界コクピットで、メインコンソールは3つの全面モニターを備えたグラスコックピットになっている。またガウォーク形態用の腕部操作グリップが設けられている。後期生産型では一面モニターとなり、他に照準や敵機シンボルなどが視界に直接3次元投影されている他、バトロイド形態も加えてサイドスティックとスロットルレバーが腕部操作にも用いられる。

一方バトロイド形態ではキャノピーが防弾・防熱カバーに覆われ、視界は全て頭部カメラ映像のモニター表示に頼ることになる。コクピットが機体前面の真正面に位置するため、格闘戦闘では生残性に難がある。なお、バトロイド形態におけるパイロットの乗降・脱出の際は、頭部が前方に折れ曲がった後にシートがせり上がるようになっている。

バトロイド形態ではほぼ人間と同様の動作が可能で、ブリタイ艦に乗り込んだマクシミリアン・ジーナス機がゼントラーディ兵から奪った軍服を着て歩き回り、そのままガウォークに変形する場面がある。


武装 編集

GU-11 55mm3連ガトリングガンポッド
ファイター形態では機体下部に装着、バトロイド / ガウォーク形態では腕で保持して使用される。携帯弾数は最大180発。
RöV-20 11mmレーザー機関砲
バトロイド時の頭部に装備される。機体のタイプにより門数が異なる(型式の項を参照)。
選択装備
左右主翼の4~6箇所のハードポイントに装備される。他に地上防衛部隊用に各国の従来航空機用のミサイル・爆弾の装備も可能になっている。
AMM-1対空対地ミサイル(最大12発)
VF-1が実際に対戦する異星人の兵力が未知数であった事から、破壊力はやや強力になっている。
UUM-7マイクロミサイルポッド(GH32マイクロミサイル15発入りを最大4基)
実際のゼントラーディ軍の用兵思想が防御性に劣る歩兵や戦闘ポッドを大量投入する物であった事から、比較的破壊力の低い弾頭を多く装備する事を念頭に追加開発された。
RMS-1対艦大型反応弾(最大6発)
劇場版の冒頭で使用された反応弾は長距離対空反応ミサイルと呼ばれ、デザインもRMS-1とは異なる別物である(設定画確認済)。

他に敵ミサイルを誘爆させるフレアディスペンサーを備えている。

変形機構 編集

変形は形態選択レバー(後期生産型ではスロットルレバー)の操作のみで全自動で行われ、各可動部の高速パルスアクチュエータが熱核反応エンジンからのエネルギー伝導により、加減速Gや空気抵抗に逆らい機体各ブロックの移動・組み換えを行う。通常ファイターからバトロイドへの変形所要時間は約3秒。作中ではアクション演出により、ほぼ瞬間的(0.5秒以下)に変形するように描写されている。その一連の変形プロセスは以下の通り。

  1. エンジンブロック(脚部)の下方展張、エアブレーキやスポイラーの作動により高速飛行からの減速を行う。
  2. 両脚の逆関節が鳥脚状に屈曲。推力偏向ノズルが開き、逆噴射でさらに減速。この状態は「ガウォーク・ファイター」とも呼ばれる。
  3. 尾翼が折り畳まれ、背部ブースターパックが前方へ180度回転移動。機体下面の両碗ブロックが主翼下に引き出され、ガンポッドが右腕に握られる。戦闘機に手足が生えたようなこの状態が「ガウォークモード」。
  4. 機体上面が前(胸部)後(背部)に分割。胸部プレートが前方にスライドし、機首後部を覆う(コクピットカバーが降りる)。
  5. 分割部を支点に前後の機体が折り重ねられ、バトロイドの胴体となる。背部プレートの一部が開き、その空間を抜けて機首下方の頭部(メインカメラ兼銃座)が移動する。
  6. トラベルヒンジで支えられた脚部全体が前方に90度回転。機首両脇のバルジに接合しバトロイドの腰部となる。空気吸入口はシャッターが閉じる。
  7. 可変主翼が最後退位置へ閉じられる(ただし、主翼下にミサイル等を吊るした場合は展張位置に保たれる)。

後の可変戦闘機に比べVF-1の変形プロセスはまだ洗練されておらず、所要時間も戦場において実戦的とは言いがたい。しかし、用法次第ではドッグファイト戦術に新たな可能性が開けることが、歴戦のエースパイロット達によって証明されている。

ファイター・ガウォークからバトロイドへの変形時の脚部移動は、設定どおりに再現すればいわゆる「組み替え変形」になるが、独自解釈により取り外すことなく変形できる玩具も多い。

作中での経緯 編集

開発 編集

1999年、地球に墜落した宇宙戦艦(のちのSDF-1 マクロス)から、身長10m強の巨大異星人の存在が判明。オーバー・テクノロジーを用いた対抗兵器のひとつとして、空軍海軍海兵隊は高機動力と格闘能力を兼ね備える全領域可変戦闘機=VF (Variable Fighter) 計画を発動した。艦隊防空・地上支援・特殊任務などあらゆる用途を検討した結果、航空機と人型ロボットを融合する奇抜なコンセプトが創出された。

航空メーカー、ストンウェル社・ベルコム社共同の設計チームは、陸軍系のデストロイドよりも早く2001年2月に結成されたが、前代未聞の新兵器のため開発は難航した。動力系の新中州重工と陸軍系のセンチネンタル社の協力で、2007年2月に試作機VF-X1が初飛行。当初変形モードはファイター、バトロイドの2つであったが、テスト中に偶然ガウォークの有用性が見出され、急遽機体設計に盛り込まれることになった。2008年7月にはマヤン島沖のプロトカルチャー遺跡争奪戦において、従来型エンジンを装備した先行量産機VF-0が実戦投入されて反統合政府勢力のSV-51と可変戦闘機同士の対戦を行い、その実戦データはVF-1の開発にも大きく貢献することとなった。

制式採用型VF-1のロールアウトは2008年11月、マクロス進宙式のわずか4ヶ月前だった。生産1号機にはデモカラーが施され統合軍の新型戦闘機として発表されたが、当初は人型に変形する事は公表されなかった。1号機はその後、頭部とエンジンを交換しS型の1号機となった。OTMによる超高性能ゆえに、1機あたりデストロイド20機分という陸上兵器としては問題外の超高価格となったが、航空兵器の範疇で見ればさほど常識外とは言えないため量産の妨げとならず、マクロス進宙までに1,000機以上が実戦配備された。むしろ、在来機からの機種転換が課題となり、バトロイド形態の操縦に戸惑うファイターパイロット達が多かった。

開発企業名に関して 編集

作品世界の架空の設定では、2007年から2009年に掛けてストンウェル( Stonewell )とベルコム( Bellcom )が合併して、ストンウェル・ベルコム(Stonewell & Bellcom)社として、本機の開発を推進したとされている。

しかしながら、VF-0 フェニックス・シリーズの開発企業名 の記載にある通り、メタフィクション構造[2][3][4]を採用するマクロスシリーズの作品構造上、この解釈が必ずしも作品の根拠となった「マクロス世界の現実の開発企業」とは限らないとも言える。

また、上記企業名称は下記の我々の現実世界にかつて実在した企業、或いは現に存在している企業のアナグラムである。

1.ストンウェル ( ロックウェル・インターナショナル / Rockwell International ) - 1996年12月、ロケットダインを含めた宇宙部門全体と防衛部門の大部分をボーイング統合防衛システム部門に売却し消滅。

2.Bellcom ( ベル・ヘリコプター・テキストロン / Bell Aerospace Textron ) - 1960年、テキストロン社によってベル・エアロスペース社は買収され、ベルエアロスペースはベルエアクラフト社の3部門で構成された。その中にはヘリコプター部門も含まれ唯一の航空機生産部門となる。ヘリコプター部門はベル・ヘリコプター社と名前を変え、テキストロン社中で最大の部門を創出した。1976年、テキストロンは名前をベル・ヘリコプター・テキストロンに変更し、「固定翼航空機」製造企業としては姿を消した。[5]

なお「陸軍系のセンチネンタル社」のアナグラムの 解読であるコンチネンタル (Continental AG, 略称コンチ)、あるいは航空用エンジン開発企業部門である テレダイン・コンチネンタルモータースTeledyne Continental Motors)については、デストロイド#企業名に関しての項目を参照のこと。

実戦 編集

ゼントラーディ軍との開戦後、SDF-1マクロスにはフォールド事故に巻き込まれた攻撃空母プロメテウス所属の航空部隊が配備される。おもに防空迎撃任務に就き、一条輝ロイ・フォッカーマクシミリアン・ジーナスら名パイロットの活躍で、マクロス捕獲をはかる敵艦隊や機動兵器の襲来を退ける。大戦末期には宇宙戦用の追加パーツを装備したスーパーバルキリーが投入され、最終決戦の「リン・ミンメイ作戦」では、反応弾による対艦一斉攻撃で多大なる戦果を挙げる。

引退 編集

戦後は新統合軍下で治安維持活動などに従事。主力機の座をVF-4 ライトニングIIIに譲り2015年に生産終了となるが、使い回しの良さから10年以上現役機として活用される。2020年以降は退役が進み、民間へ払い下げられスポーツ・レジャー用とされた例も多いが、アップデートにより2040年代まで配備された機体もある。

配備開始から50年後を描いた『マクロスF』では美星学園高等学校本校舎の屋上に動態保存状態で実機がモニュメントのように配置されている(後述)。

また、VF-4やVF-5000スターミラージュなどの後継機もVF-1の基本設計をベースに開発され、汎用機という思想も正統な後継機VF-11 サンダーボルトに受け継がれることになる。50年後、AVF(次世代可変戦闘機)計画以降の高性能機が現われる頃になっても、VF-1は最も愛された機体として抜群の知名度を持ち、ペットネームの「バルキリー」は可変戦闘機シリーズの代名詞として一般に定着している。

バリエーション 編集

基本設計を同じにし、カラーリングや頭部の違いでキャラクターごとの登場機体の個性を出すと言う手法でいくつかの派生型(バリエーション)が設定された。また、劇場版製作時には細部の設定をリニューアルしており、後に生産ブロックの違いという設定が後付けされた。以下、関連資料による設定。

マクロス進宙に部隊配備が間に合うよう各社で平行生産されたため、同じ生産時期、ブロックでも仕様に相違がある。おもにブロック1から4までの初期型と、ブロック5以降の改良型に大別され、ブロック5以降は大気圏外戦闘を主目的として、アビオニクス及びコックピットの大幅改造が行われている。ブロック4までの変形レバーは操縦系とは別個に設置されており、一瞬とはいえ戦闘中の変形にタイムロスを発生させる要因となっていた。ブロック5以降の改良型の操縦系は変形モードがスロットルレバーと統合され、容易に瞬時の選択が可能となり、キャノピー内面に識別表示が立体投影される。

また、機体を活用して練習用、偵察用などの派生型も生まれ、VF-1A 5機編隊による統合軍曲技飛行隊(アクロバットチーム)「エンジェル・バーズ」も結成されている。

テレビシリーズ 編集

VF-X1
熱核反応エンジンや変形機構の実用試作機。頭部が設けられていない。オーバーテクノロジーをより採用した競作機VF-X2も存在した。テスト中、ガウォーク形態のホバリング能力が地表高速移動に適すると判明し、機体構造の見直し、推進系の調整が施された。第33話「レイニー・ナイト」に登場。
VF-1A
YVF-1Aを基に、尾翼翼面積を増した制式採用型。一般兵士用として各社が並行生産した量産型である。頭部(カメラ兼銃座)上部にはマウラーRöV-20レーザー機銃1門が装備されている。大気圏外用に改良され、頭部カメラの仕様も異なるブロック5以降の機体をA+(エープラス)型と区別する場合もある。
マクロスF』において主人公らが通う学園の屋上にレストアされた機体が飾られているのが確認できる(カラーリングは劇場版における一条機に似せてあるが、細部が異なる)。
VF-1J
新中州重工がライセンス生産の際、A型の火力不足を補うため頭部ユニットを九星重工製の武装強化型へと換装したタイプ。頭部両側面にRöV-20を単装1門、計2門装備し、頭部そのものが砲塔として旋回を、左右各砲基部が俯仰を行う。最大仰角は180度であり、真後ろを指向することも可能である。元々はA型同様通常量産機だが、生産地区が限られていたため配備数は少なく、主に小隊長機、エースパイロット機として運用されることが多かった。また初期はアーマード・バルキリーに換装可能なのはJ型のみであった[6]。なおJは「JAPAN」を意味しており、生産区域を表している。
一条輝が入隊からS型に乗り換えるまで使用し、作品における主役メカ的存在である。後にマックスミリア夫妻がそれぞれ青と赤を基調に白線を塗装した機体を使用する(ミリア機は『マクロス7』にも登場する)。劇場版ではアーマード機が1カット映るのみ。『マクロスプラス』では模擬戦に登場する。
VF-1D
可変戦闘機への機種転換用に改修された複座型訓練機。コクピットの延長により、機体上面パネル(バトロイド時の胸部)の形状が異なる。J型と同様、頭部側面にRöV-20を各1門装備し、実戦参加も可能。
作品冒頭、一条輝が成り行きでVT-102号機に搭乗し、劇中では最初に変形を披露する。
VF-1S
J型と同様に、ノースロム社がライセンス生産で試みた性能向上タイプ。エンジンを推力向上型FF-2001Dに換装。ブロック12以降のA+型機体に九星重工製の武装・通信・モニター強化型頭部ユニットを搭載する。頭部両側面にRöV-20を連装2門、計4門装備。コスト面で少数生産に限られたため、中隊・大隊クラスの指揮官機(CAG機)として使用される。
テレビシリーズではロイ・フォッカー・スペシャルと呼ばれる機体のみが登場している。アメリカ海軍のジョリー・ロジャースを模した黒、黄、「スカル&クロスボーン」のマーキングが施されている。
劇場版ではJ型に代わり小隊長機として複数が配備されており、スカルワン(スカル小隊長機)だけでもフォッカー機、マックス機、輝機の3機が登場する(フォッカー機はカムジン03350と相討ちとなり爆散、マックス機は彼がメルトランディに帰化して未帰還のため、全て別個の機体である)。

劇場版 編集

VT-1 オストリッチ
ブロック5以降に対応した非武装複座型訓練機。空戦能力を要求されないため、機首や翼面形状、背部ブースターパックの畳み方が異なる。主翼翼端には姿勢制御スラスターを追加。大気圏外ではプロペラント容量を増した専用FASTパックを装着する。愛称は「スーパー・オストリッチ (Super Ostrich)」。なおバトロイド形態のラフデザインは作られたが決定稿を仕上げる時間が無かったこともあって、劇場版ではバトロイド形態が登場せず、このため変形はガウォーク形態までと言われることもある(プレイステーション2用ゲームにおいてもバトロイド形態には変形できない仕様となっている)。TV版の一条輝が搭乗するVF-1Dの機体番号は「VT-102」なので、VT-1のバトロイド形態はVF-1Dとほぼ同じではないかと予測されていたが、本機の模型類では丸いディスクレドーム状の頭部にアンテナが付いた、VF-1Dとは印象が大きく異なる本来の姿での三段変形が再現されている。
のちにOVA『マクロス ダイナマイト7』には民間払い下げタイプのVT-1Cが登場。こちらは三形態の設定画が用意されており、劇中でもバトロイド形態に変形する。
VE-1 エリントシーカー
VT-1と同型の複座型バルキリーにEWAC (Eary Warning And Control) システムを搭載した早期警戒管制機。長距離偵察を行い、大型レドーム、通信アンテナ、強力な各種センサーなどで味方機への管制、誘導等を行う。マクロスの主砲射撃をサポートするほか、電子戦機としても活動する。愛称は「エリント・シーカー (Elint Seeker)」。
劇場版に先駆けて、小学館『超時空要塞マクロス ホビーハンドブック1』にて設定された複座偵察型バリエーション「ファニーチャイニーズ」に宇宙用の装備を追加してクリンナップしたものであり、大型レドーム、センサー等の特徴的なデザインは既にこの時点で完成されている。VE-1のバトロイド形態は劇場版では登場せず玩具化まで公開が待たれたが、雛形となったものは一足早くこちらで明らかとなっていた。

『超時空要塞マクロス THE FIRST』版 編集

VF-1D
TV版と同様に一条輝が初めて搭乗する機体。基本設定はTV版と同様だが頭部の形状が異なりレーザー砲の他に訓練用センサーが追加されている、そのためにあたかもレーザー砲が4本装備されているように見えるのが特徴、なお頭部のデザインは天神英貴によるもの。またD型に限らず『THE FIRST』版に登場するVF-1のコクピットは劇場版と同様のレイアウトになっている。
VF-1J改
河森正治が元々のVF-1Jのデザインを気に入っていなかったため、デザインを変更した。頭部カメラのゴーグルがやや細くなっている。
また、一条輝機のカラーリングは白地に黒と赤のストライプが入った劇場版のカラーリングに近くなっている。

その他 編集

YVF-1
VF-X1の追加試作型はYVF-1と呼ばれる。
YVF-1A
YVF-1のA型である。詳細は不明である。
VF-1B
第一次星間大戦後、オーバーホール中のA型の機体にS型頭部ユニットを搭載したもので、非公式にB型と呼ばれる(設定のみの機体)。
VF-1X-plus
2020年代、既に旧式となったVF-1を新技術でアップデートした機体。エンジンをFF-2079Jに換装し、アビオニクスや機体一部の材質も改装された。最高速度はM3.05(高度10,000m)、M4.28(高度30,000m以上)へ向上したが、機体性能はFASTパック装備でようやく当時の標準機VF-11に並ぶほどでしかない。ゲーム『マクロス デジタルミッション VF-X』シリーズなどに登場する。主に訓練機として用いられたという表記がある。
VF-1R
米国版マクロス『ロボテック:The Macross Saga』で設定されたVF-1の改良型。TV32話の1カットに作画ミスから頭部レーザー砲が3門あるA型が登場するが、ロボテック版ではこれを「R型」と命名し、漫画には『ジャック・アーチャー』(Jack Archer)という独自のイロットを登場させた。</br>後にトイナミ社から完全変形玩具も発売されている。改造母体は VF-1A だが VF-1Jの 電子装備を基本に、主砲として頭部中央に新設計のウェスティングハウス・エレクトリック 社製・粒子ビーム・パルスカノン砲を1門、副砲としてマウラー(ロボテック版では実名のマウザー社)RöV-20・対空レーザー砲2門を装備。なお、中央のパルスカノンのみ自動追尾照準機能(オート・トラッキング)システムで、パイロットの操作とは関係なく独立して稼動し、レーダーに入ってくる敵機又はミサイルを自動補足可能。</br> 2003年に刊行された ワイルドストーム(Wildstorm )社版の漫画『Robotech: From the Stars』(星界から)では、反乱ゼントラーディ人の待ち伏せ攻撃で危機に陥ったウルフ(WOLF)小隊の指揮官機として登場し、リック・ハンター(Rick Hunter)(一条輝)のVF-4技術概念実証機(デモンストレーター) VF-X4 に救われる。(正確にはこの時点では未だ量産されておらず "YF-1R" の呼称。)
VF-1AR / VF-1JR / VF-1SR
ゲーム『超時空要塞マクロス2036』、『超時空要塞マクロス 永遠のラブソング』に登場するオリジナルの機体。通称「アタックバルキリー」。VF-1と『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』に登場するVF-2SS バルキリーIIの中間に位置する改良型とされた。頭部形状以外VF-1と変わらないが、主にバトロイド時に推力を偏向して機動性を向上可能なブースター下部ユニット可動式の「スーパーパック II」が標準装備された。パイロットはマクシミリアン・ジーナスミリア・ファリーナ・ジーナス夫妻の長女コミリア・マリア・ジーナス
VF-1A-EVO / VF-1J-EVO / VF-1S-EVO
PCゲーム『マクロスsince 1983』に登場するVF-1シリーズ。実際にはゲームには通常のVF-1は登場せず、全てこのEVOという型番の付いた機体となっている。そのため通常機体との違いは不明。強いてあげるとすれば全機体共通でストライクパックを装備するという点。
VF-1C
小説版『マクロスフロンティア』においてその存在が語られている機体。VF-1Aを民生用にデチューンしたもので、主人公の早乙女アルトらが通う美星学園のパイロット養成コースにおいて、実習用に用いられている[7]。また、『マクロスエース Vol.004』に掲載された短編「アクターズ・スカイ」では、映画「BIRD HUMAN -鳥の人-」工藤シン役の俳優、アキラ神島がVF-1Cへの搭乗経験を語る。

追加・拡張装備 編集

VF-1は運用の柔軟性を拡げた結果、作戦ごとの要求性能を満たさない点が課題となった。このため開発当初から脱着・使い捨て式のサブシステムが計画され、新中州重工により開発された。これらの追加装備により、VF-1は真のマルチロールファイターとして評価されるに至った。

GBP-1S(プロテクター・ウェポンシステム)
陸戦における装甲の脆弱性、及び必要以上の高出力といった問題点を解消すべく開発されたバトロイド形態用の全身装甲兵装システム。これらを装着した状態は「アーマード・バルキリー」と通称され、外観は格闘戦用デストロイド「スパルタン」に酷似している。この状態ではバトロイドのみに形態が固定されるため、当然変形は不可能となるが、装甲は戦闘中でも任意で瞬時にパージする事が可能である。固定武装は両腕に‘エリコーンGA-100 高速徹甲クラッシャー’3連×2(1基あたり弾数3発、計18発)、全身に「エリコーンGH-32 グレネード・クラッシャー」計56発(次発装填無し、一斉射分のみ)。本来は陸戦用限定の装備であり(マクロスでは大気圏外運用が禁じられていた)、おもに強行突入や単独迎撃などの特別任務でしか使用されないが、マクロス艦上ではデストロイド部隊に混じって対空戦闘にも参加する。その際の運用実績により、近距離まで接近してきた敵機には、無数のミサイルで弾幕を張るのが最も効果的だと判明する。
重装甲と全身のミサイル装備により、陸戦能力は局地戦兵器デストロイドに比する。自重は倍加するが、剰余推力によりホバリングが可能である。初期は開発メーカー(新中州重工)の関連からJ型にしか対応インターフェイスがなかったが、後には複座型を除くほぼ各型に対応可能なように改良がなされた(アリイ1/170プラモデルシリーズでは、複座型のアーマードも商品として存在している)。
ガウォーク形態専用のプロテクター・ウェポンシステムも存在し、こちらを装備した機体は通称アーマード・ガウォークと呼称される。一部の武装はバトロイド時用のものと共通だが、やはりこの状態での変形も装甲をパージしないかぎり不可能である。
一説には、ノーマルタイプのバトロイド形態に先駆けてアーマード形態がマスメディアには公開されていたと言われており、当時はまさかこの機体が航空機に変形するなどと想像する者はいなかったという(『超時空要塞マクロス ホビーハンドブック 1 GBP-1S プロテクター・ウェポンシステム』)。
半世紀後の2050年代にマクロスフロンティア船団で開発されたVF-25では、装着したまま三段変形が可能なタイプのアーマード装備が登場する。
FASTパック(スーパーパーツ)
FAST Packとは現用戦闘機F-15Eコンフォーマル式燃料タンク(Confomal Fuel Tank)の別名で、FASTとは英語で " Fuel And Sensor Tactical " の略で『燃料、及び戦術センサー』を意味する。従来型航空機の燃料を、宇宙空間で必要となる推進剤(プロペラント / propellant )に置き換えた上で、追加装備の印象から劇中追加装備の命名として引用したものである。一般的には「スーパーパーツ」という別名で呼ばれる。任務に応じて複数の選択装備を運用するVF-1 において、この類の装備はパイロットや整備員達から「スーパーパック」の通称で呼ばれる。
VF-1全型用ファストパック
大気圏外運用時のネックである稼動時間、行動範囲の延長、さらに機動性と火力の向上を図ったユニット。構成は背部の化学式液体燃料ロケットブースター2基、両エンジンナセル側面の反応エンジン用大型プロペラントタンク、両腕のミサイル装甲ブロックからなる(各パーツは爆発ボルトによる分離が可能)。これらを装着した状態の正式名称は「FASTパック装備型VF-1 (VF-1 w/FAST PACK)」であるが、兵士達がつけた愛称「スーパーバルキリー」が一般化し、FASTパックも「スーパーパーツ」と呼ばれるようになった。なお、開発時は「ブービーダック」のコード名で呼ばれた。
これらのパックはVF-1各機種に装着でき、GBP-1Sと異なり三段変形の利点を損なわない。戦闘時の加速力・機動力・火力すべてに数倍の性能を引き出し、宇宙におけるバルキリーの標準装備となる。またVF-11など後継の可変戦闘機にも継承されている。
VF-1S用ファストパック
通常、背部両ロケットブースターの前部ハードポイントにはマイクロミサイルポッド2基を装備するが、正面左側、パイロットから見て右側に2連装ビームカノンを付けるオプションもある(機構上では左右どちらも装着可)。ただし高価で取り扱いが難しいため、S型(隊長機)しか使用を許可されない。この仕様は「ストライクバルキリー」と呼ばれる(劇場版のみ登場。劇場版ではスーパーバルキリーが大気圏外運用時の標準仕様とされたため、隊長機の差別化のため設定された)。
大気圏外脱出用ブースター
VF-1を地上基地から宇宙へ打ち上げる際、機体後部に連結される。全長18.9m、通常型ロケットエンジンを使用(推力22,500kg×4×4)、分離後は補助翼を広げ自動操縦で基地に帰還する。一部にゼントラーディ系技術を導入したため、従来の地球兵器とは異なるフォルムを持つ(TV版30話のみ登場)。
スタンピードパック
PC-9801ゲームの『超時空要塞マクロス・ラブストーリーズ』、『超時空要塞マクロス・スカルリーダー コンプリートパック』に登場するゲームオリジナルの機体、スタンピードバルキリーの特殊装備。通常のスーパーバルキリーやストライクバルキリーではゼントラーディ艦を相手では火力不足であることが指摘されていた為、攻撃力に特化した変形可能なアーマードバルキリー的な機体として登場した。特殊な変形を可能とする為に頭部や腕部の取り替えなど機体の事前改修が必要であり、またガウォーク形態が存在しない。
荷電粒子砲、クラスターミサイル、ガトリング・ガンポッドなど、戦艦を撃沈するに十分な強力な火器を装備しているが機動性に欠けている。

メカデザイン 編集

マクロスシリーズのメインクリエーターであるスタジオぬえ河森正治宮武一貴の協力を得てデザインした(劇場版では宮武がマイナーチェンジを担当)。原案は「飛行形態を持つ変形パワードスーツ」つまり衣服や鎧の延長線上の位置づけで進められており、初期デザインの「ブレストファイター」まではアニメロボットらしい角張ったデザインであった。しかし、両腕の収納法を実在する戦闘機F-14トムキャットから閃いた事をきっかけにリアル志向に転じ、極めて現用機的なフォルムの完成に至った。一般的に「F-14をモデルにロボットへの変形をデザインした」と表現されることが多いが、実際は「ロボットからリアルな戦闘機形態を生みだした」アプローチであったといえる。さらに玩具の試作過程で、スタジオぬえの没企画で日の目を見なかった二足歩行兵器(ガウォーク)のアイデアも導入され、かつてない3段変形のメカニックデザインが誕生することになった。

なおバルキリーが変形する事は、放映開始直前のアニメ誌(アニメック等)の記事でガウォーク形態が発表されるまで伏せられており、第1話・2話を合わせた一時間スペシャルの前半ラストで、リアルな形状の戦闘機形態からロボット形態に一瞬で変形するシーンは、板野一郎の作画とも相まって視聴者に強烈なインパクトを与えた。なお、初放映時の一時間スペシャルのオープニングでは、ファイター形態からバトロイド形態へ変形する印象的なカットが使われていない。

この「リアルな戦闘機がロボットに変形する」というコンセプトは続編やゲーム版などに登場する後継機種に受け継がれ、河森のライフワークとも言える物になっている。スーパーロボット的なけれん味と兵器的なリアリティーという相反する要素を備えたVF-1の変形機軸は、ロボットアニメのデザイン史上に画期的な功績を残した。SFアニメで初めて、航空機を主役メカとしたのも本作である。

キャラクター商品としてもバリエーション展開が豊富で、タカトクトイスの1/55変形玩具は高学年層にも支持され、シリーズ累計100万セットを超える大ヒット商品となった。これらの魅力から、後続の「超時空シリーズ」をはじめとする変形メカブームが起こり、ロボットアニメの主流である日本サンライズ系作品においても、番組後半から飛行形態をもつ変形主役メカが登場するパターンが見られた(ビルバインエルガイムmk-IIΖガンダムを参照)。

21世紀に入り、複雑なメカニックデザインが多くなってからもVF-1の流麗なフォルムは人気を保ち、玩具・模型(ガレージキット)などでプロポーションと変形の完全再現を目指した商品化が続いている。2000年にはスケールモデルハセガワキャラクターモデル進出に際してファイター形態をキット化、放送当時のファンの夢を実現したと言われ、後にFASTパック装備型に続きバトロイド形態もキット化された。日本国外においても『ロボテック』の登場メカとして人気があり、Toynami社から各種商品が発売されている。

トランスフォーマーシリーズでの登場について 編集

84年よりハズブロ社の玩具展開で始まったトランスフォーマーシリーズのラインナップとして、タカトクトイス製のVF-1Sの金型を流用した「Jetfire」という名のキャラクターが、ごく短期間、海外でのみ販売されていた。このJetfireはアニメ版にも「航空防衛戦士スカイファイアー」(日本国外でもアニメではSkyfireに変更されている)の名で登場するが、デザインは頭部を中心に大きく変更されており、作中での登場期間も短い。登場の経緯などは「スカイファイアー」の項目を参照。

日本でのトランスフォーマーの玩具は一部を除いてほとんどがタカラ製の玩具であり、ハズブロが販売していたもののタカラ製でないスカイファイヤーは日本では販売されなかったが、後のシリーズでの同名キャラクターの登場やリメイクは続いており、2008年より展開された玩具シリーズ「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」にもアニメ版準拠のデザインでラインナップされている。この玩具にはバルキリーの頭部をイメージしたバトルヘルメットが付属している。ただしガウォークへの変形はできない(強引に近い形態にすることはできる)。

登場作品 編集

関連書籍 編集

ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-1 バルキリー
ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-1 バルキリー宇宙の翼
2009年・2010年ソフトバンククリエイティブ刊。編集・製作GA Graphic編集部。
「マクロス世界の2020年及び2030年にMBSパブリッシングから出版されたVF-1の歴史・研究書」という想定で執筆されたムック。VF-1の開発から運用、技術など詳細に解説されている。アニメ版の絵は使われず、模型とCGを使った図版が用いられている。TV版と劇場版の設定の違いについては生産時期によるバリエーションの違いと説明されている。続編での「~宇宙の翼」では前書ではあまり触れられなかったVF-1の追加装備・ガウォーク及びバトロイド形態・VF-1X/Pについて独自の視点から語られている。マクロスシリーズ設定監修の千葉 昌宏や模型メーカーのハセガワ、やまとが協力しており、河森正治もスーパーバイザーとして名を連ねているが、「公式設定」ではないと断り書きがされている。

以下、本書の独自の派生型(オリジナルバリエーション)。

VF-1G
上部にディスク・レドームを搭載した早期警戒・航空管制用の機体。の大気圏・重力圏内能力を重視した生産ブロック4 までの初期型を母体とした。
VF-1N
2019年より改修されたVF-1A型。エンジンや航空電子機器(アビオニクス)が近代化改修されている。
VF-1JA
新中州重工がVF-1を生産する際に生産工程やパーツチェックの確認の為にA型の図面を元に製作された組立検証機、その後マクロスに納品され実戦配備された経緯を持つ。造られたのがJ型の頭部が納品される前だった為に頭部はA型で電子機器の構成が J 型に近い。なお、JA 型という型番は著書内にて便宜上つけられたもの。
VF-1X/P フレイヤ (バルキリー)
ステルス性能の向上を目的に第二世代の可変戦闘機の水準まで、VF-1を近代化改修した機体。
外観上の特徴として機体形状が可能な限りステルスフォルムに変更されている。VF-5000 の開発経験がフィードバックされている為、第二世代機体と遜色のない性能を会得している。またFASTパックはステルス性能とプロペラント容量が拡大した専用装備となっている。改修機と新造機を併せて400機程生産されたとされるが、P 型の内訳は不明。
航空電子機器の更新 
ゼントラーディ軍の索敵レーダーやセンサーの周波数に同調可能。VF-4 ライトニングIII の APG-995 を VF-1 系用に調整した APG-997 を搭載。
アクティブ・ステルス・システム更新 
ゼントラーディ軍の使用する索敵レーダーの周波数に同調。更にはこれらの索敵パターンや変調システムに合わせて、ソフトウェアを改修。
機体統合管理制御システム「アンギラス」の更新 
ANGIRAS ( Anti Newmann-type Generalize Intergrated Renomarization Aided System ) のマイクローン化したゼントラーディ軍人の運用を可能とする ANGIRAS / AD-3 への更新。
-1P 型は、上記の改修に加え、変形時の強度不足の不安点解消の為に機体の骨格(エアフレーム)の一部を換装、機体各部を航空力学的に最適化、機体形状を可能な限りステルス対応化(非連続面の開閉パネル・脚収納庫扉。その他パネルライン・接合面の非連続化と突出部のミクロン単位での減少)を行った。また -1X 型の中にも後にこの改修を行った機体もある。

脚注 編集

  1. タカトクトイス『1/55バトロイド・バルキリーVF-1J』パッケージ側面の記述等。
  2. 「『マクロスの証言』 河森正治インタビュー」『メガミマガジン クリエイターズ』Vol.11、学習研究社、2008年、8頁。
  3. 『EX大衆』2006年5月号、双葉社、116頁。
  4. 『BSアニメ夜話 Vol.4 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』キネマ旬報社、2007年、91頁。
  5. "Our History". Bell Training Academy. 2006年11月12日 閲覧。
  6. アーマードパーツはバトロイド時にしか装着できないため、変形機構に不良を来したJ型がアーマードバルキリー用に供されたとしている資料もある。
  7. 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.1 クロース・エンカウンター』角川書店、2008年、96頁。

外部リンク 編集

es:VF-1

zh:VF-1女武神

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